今年もあっという間に大晦日を迎えました。
数日前からテレビもすっかり年末モードに切り替わっていますが、そんな折に「今年も海氷情報センターが設置されました」というニュースが流れてきました。例年であれば、きっと見過ごしていたニュースだと思います。しかし今年は、ブログで「流氷」について書こうと決めていたこともあり、自然と目に留まりました。
ここで少し補足すると、海氷情報センターとは、北海道周辺海域の海氷分布を把握し、船舶や関係者へ周知することで海難防止を図ることを目的として、海上保安庁第一管区海上保安本部(小樽市)に、毎年12月下旬から翌年4月下旬まで設置される機関です。
私自身も、皆さんと同じように今年は多くの出会いや出来事がありました。
その一つが、長年果たせずにいた知床への旅です。
宿泊したホテルに流氷の展示があり、そこではじめて知ったことがいくつかありました。例えば、真水は0度で凍りますが、塩分を含む海水はマイナス1.81度にならないと凍りません。知床は北緯44度に位置し、「寒いから海も凍る」と思いがちですが、実はもっと北にあるバルト海や北海は凍らないそうです。
では、なぜオホーツク海は凍るのか。
その理由の一つが塩分濃度です。地球上の海水の平均塩分濃度が約3.5%であるのに対し、オホーツク海は約3.2〜3.3%とやや薄いとされています。
その背景には、シベリアを流れるアムール川の存在があります。年間約2,000億立方メートルもの真水がオホーツク海に流れ込み、これは同海域に注ぐ河川全体の約75%を占めているそうです。その結果、アムール川河口に近いシベリア沿岸で11月中旬には海が凍り始め、それが時間をかけて流れ、年明け1月中旬ごろから北海道沿岸にも姿を見せるようになります。
流氷の総量は日本列島の約5倍の面積、厚さは2〜10メートル、体積は約9,000億立方メートル。これをすべて溶かすには、63億トンの原油が必要で、日本全体の25年分の消費量に相当するそうです。
かなり端折ってご紹介しましたが、これらの話を知ったとき、
「知るきっかけがなければ、関心を持つことすらなかっただろうな」
と感じました。実際、私もここを訪れなければ、きっと知りませんでした。変な話ですが、知床への旅なので自然に触れ、美味しい食事をいただけて良かったのですが、これらのことを知れたことも大切な気づきとなり、来て良かったと思いました。
新しい年も、皆さんそれぞれに新しいことへ挑戦したり、まだ見たことのないものを見に行かれたりするのではないでしょうか。私自身も、やってみたいと思っていることは、躊躇せずトライしていきたいと思います。
今年も「稼プロブログ」をお読みいただき、ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆さま、良いお年をお迎えください。
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本記事は、以下のサイトで公表したものの再掲(一部修正)となります。
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